台湾独立建国聯盟が応援していた民進党の蔡英文総統が国民党の韓国瑜候補に圧倒的な差をつけて当選しました。
選挙の前々日くらいから、高速鉄道や在来線やバスは投票の為に故郷へ帰る人々で混雑し、国民が国づくりに自ら参加している様子が如実に表れていました。
1月9日の国民党の支持者集会は主催者発表で100万人が集まり、翌10日の民進党の支持者集会はそれを上回る人々が集まって、まるで東京の満員電車並みの混雑ぶりでした。
台湾に生き生きとした民主主義が根付き、誰もがその恩恵を受けているのです。
政党票では民進党と国民党の獲得票の差があまり無いという指摘もありますが、民進党より更に台湾の独立性を志向する時代力量、基進党、緑党などの若者中心の党党に投票した人たちが増えたのも今回の特徴の一つで、この傾向は民進党の方向性にも影響を与えていくはずです。
蔡英文政権がわれわれの目指す台湾国の実現の方向へ進んでいくよう、気を抜かずにしっかり見ていきたいと思います。